前回は、私の実体験が職場のパワーハラスメントの定義から3つの要素を満たしているのか見ていきました。

私の実体験、3つの要素についてはこちらの記事をご覧くださいm(_ _)m


では、今回はその続き!

職場のパワーハラスメントに当たりうる6類型について見ていきます!

実体験も含めて、わかりやすく解説します(^^)


今現在、パワーハラスメントがあるような環境に身を置かれている方に、ぜひ第三者的な視点から見て行っていただきたいと思います!

当てはまっていると思う方、1人でも多くの方が、勇気を出してその環境から離れることが出来ることを切に願います。

職場のパワーハラスメントに当たりうる6類型とは


まず、前回お話した3つの要素これを全て満たしていることが大前提となります!


ではさっそく、いきますね!

職場におけるパワーハラスメントについて、裁判例や個別労働関係紛争処理事案に基づき、次の6類型を典型例として整理しています。
なお、これらは職場のパワーハラスメントに当たりうる行為のすべてについて、網羅するものではないことに留意する必要があります。

1)身体的な攻撃
  暴行・傷害
2)精神的な攻撃
  脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言
3)人間関係からの切り離し
  隔離・仲間外し・無視
4)過大な要求
  業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害
5)過小な要求
  業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと
6)個の侵害
  私的なことに過度に立ち入ること

厚生労働省│「職場におけるハラスメントの防止のために(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント/パワーハラスメント)」│職場におけるパワーハラスメントについて

パワハラに当たりうる6類型:1)身体的な攻撃


これはもう、読んで字のごとく……といった感じ。


殴ったり、蹴ったり……。

物を投げつけたり


座っている椅子や、使用している机を蹴とばす、なんてことも当てはまります。


いわゆる『手を上げる』ことですね(;´Д`)

さすがに私の前の職場でも、これはなかったなぁ!


「こんなことが横行している職場なんてあるの?!」と思えたりしますが、この広い世の中にはもしかしたら……(>_<)

こういうことをする人がいる職場だったら、我慢するとか云々の話ではなく、即刻離れないといけない環境ですよね。

パワハラに当たりうる6類型:2)精神的な攻撃


これは私の前の職場で、日々当たり前のように行われていたものですね。


他の職員の前で罵倒されたり……。

グループLINEだとか、他の職員も含まれているメールで罵倒されることも、こちらに当てはまります。


私が1)で「そんな職場ある?!」と感じたように、2)も、信じられない人からしたら信じられないことなのだろうな(^^;


グループLINEは本ッ当ーーーにトラウマになっています。

私自身はLINE上で叩かれたことはなかったのですが、いつも決まった数名の社員が必要以上に叱責されたり罵倒されたりしていました。

業務連絡というより、もはや『晒し上げ』の場として使用されていることのほうが多く……。

それを読まされているほうも、つらかったです。


経験者としては、こういう職場からは出来るだけ早く離れてほしいと願います。

心身共にやられてしまってからでは、遅いですからね!

パワハラに当たりうる6類型:3)人間関係からの切り離し


↑↑の引用にもありますが、みんなで無視をするなどしてコミュニケーションを取らない

歓送迎会にあえて誘わない、なんてことも当てはまります。


そういえば昔、お局様(笑)の機嫌を損ねてしまったみたいで、ある日を境に、お局様の取り巻き含めて無視されたことがあったなぁ~!

なんてことを、ふと思い出しました(^^)

このような、同僚同士・パート同士のいざこざとしてはあるあるかもしれないですね。


でも。

もっと上の立場の人間がその立場を利用して、ひとりに対して口を利かないように、誘わないように指示を出すと考えたら……?

それは、悪質でありえないことですよね(>_<)

パワハラに当たりうる6類型:4)過大な要求


やり方もわからない、他の人の仕事をおしつけられたり……。

どう見ても不可能だろうというノルマを与えられたり……ということが当てはまります。


与えられたのが、ほどほどに難しめの仕事や、ほどほどに多めの仕事量だと『期待されている』とも思えそうですが(^^;


正直、ブラック企業でずっと勤めていたら、ここの感覚がちょっと狂ってしまいそうですよね(^^;

前の職場を思い返せば、『君に期待しているんだよ』とか、感覚を狂わせる常套句にしか思えないですし(笑)

常識的に考えて……という視点を忘れないようにしないといけませんね。

パワハラに当たりうる6類型:5)過小な要求


4)とは真逆で、誰でもできるような簡単なことだけをさせられることです。

そもそも仕事を与えない、ということもあるようですね(>_<)


例えば、販売職なのに、裏方でずっとシュレッダーかけさせられてるとか……。

職種と関係のない簡単な仕事ばかりさせられるというようなことが、これに当てはまります。


これも、前の職場では行われていなかったかな。

どちらかといえば、4)のほうがどこの部署でも日常的に行われていました(^^;

だから(サービス)残業大国だったんだと実感(笑)

パワハラに当たりうる6類型:6)個の侵害


仕事と関係のない、プライベートなことをしつこく聞いてくる……。

家族のことを悪く言う……。

机の中やカバンの中身を勝手に覗く……なんてことも、これに当てはまります。


カバンの中身を勝手に……なんているの?!と思ってしまいますが……!

「彼氏いるの?」とか「旦那さん何のお仕事されてるの?」とか、必要以上に詮索してくる方は、たまにいますよね(^^;


私個人的に、自分のことや周りの人のことを自分から話すのは、かなり相手を信用してからになるので、職場だけの間柄でこういう方がいると、すごくしんどい(笑)

『ネタ集め』として根掘り葉掘り詮索してくる方もいらっしゃいました。

もしパワハラに当てはまらない事例だったとしても、つらいですよね。

光を見上げる猫の横顔
希望に向かって……!

パワーハラスメントのある環境から、離れてほしい!


引用にもあるように、ここで紹介した事例だけで全てを網羅しているというわけではありません。

読みながら、「うちの会社では、こんなこともあるな……。」と、また別の事例が思い当たった方もいらっしゃると思います。


今、日々我慢して過ごしていらっしゃる方もおられるかと思います。


今日もお付き合いいただき、ありがとうございました!


心身ともにやられてしまう前に、勇気を出して離れるという道を選ばれる方が、1人でも多く増えることを切に願います。

身体が壊れてからでは遅いですから(>_<)


みみのすけでした!

投稿者

みみのすけ

いわゆる「ブラック企業」に勤めていた40代前半の主婦で、一児の母。 転職活動を終え、新しい職場に入社して気付けば5か月が過ぎた。 販売系の仕事ばかりしてきたが、この歳になって初めての事務職に。 ブラック企業から転職してすぐの頃は、挙動不審に思われていたようだ。 明るく見られがちだけど、趣味はゲームと読書という隠れ陰キャ。 転職して、久しぶりにゲームをする余力が出現。今さらながら、娘と一緒にドラゴンクエスト10オンラインにハマる。 このところ、ログイン率は低め。 パソコンの知識は人並み程度で、ワードプレスに慣れるのに必死。 そんな人並み程度の私が、職場ではなぜか『パソコン詳しい人』と思われている。 『ブラック企業で苦しんでいる、ひとりでも多くの人の背中を押したい……!』 という密かな野望を胸に、日々勉強しながらマイペースに更新中。

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