- ブログは開設したものの、アクセス数も収益も鳴かず飛ばず……。
- 心をつかむ文章を書きたいけれど、どう書けば良いの……?
- そもそも、文章の構成を考える手順がよくわからない……。
初心者ならではの、そんな悩みはありませんか?
今回紹介する『ブログライティングの教科書』。この本を読むと、ライティングの基本的なテクニックや考え方がわかるようになります。
ライティングの基本的なテクニックが身についたり、考え方を理解できた結果、読者満足度の高い記事が書けるようになります。読者満足度が高くなるとアクセスが増え、収益もついてくる……!
著者のなかじ(中島大介)さんは、2005年にブログを開始してから、今も活躍しているブログ界の大ベテラン。YouTubeでも有名ですよね。
その大ベテランが、17年ものブログ歴(発売開始当時での年数)の中で培った知識や経験。ノウハウやテクニックがギュッと詰め込まれた1冊になっています。
本書では、プロも実践しているライティングテクニックを学ぶことができます。得た知識を自分のブログにどんどん落とし込みましょう。
ひととおり読み終わる頃には、今よりも格段に読者満足度の高い記事を書くことが出来るようになった自分に気が付くはず。
もくじ
『ブログライティングの教科書』の詳細と、3つの特徴
購入時の参考に!本の詳細
出版年月日 | 2022年11月18日 |
出版社 | 朝日新聞出版 |
著者 | 中島 大介(なかじ) |
ジャンル | ビジネス書 |
ページ数 | 192ページ |
サイズ | 14.8×21×1.55cm A5判 |
価格 | 単行本:1760円(税込) Kindle版:1529円(税込) |
読みやすさ | ★★★★★ |
学び度 | ★★★★★ |
他の本と違う部分はここ!3つの特徴
特徴①
まずひとつめの特徴として、『ブログライティングの教科書』ではYouTubeの動画や資料へのQRコードが多数掲載されています。その理由は、本の内容をより深く理解するためです。
読み進めていて疑問点があれば、関連する動画にすぐに飛ぶことができます。目で読み、耳で聴くことで、理解が深まるという仕組みです。
特徴②
そして、もうひとつの特徴。この本の中では、ブログを開設する段階の手順や、運営していく中で役に立つ方法についてはあまり書かれていません。文章の書き方やコツ、考え方に特化されている内容だからです。
ブログ開設の手順や、運営していく中で役に立つ方法(例えば、アクセス解析など)を知りたい場合は、別の本を読んだほうが良いでしょう。
特徴③
最後の特徴としては、まるでブログのような文章。読みやすく、あっという間に読めてしまいます。背景色が変えてあったり、箇条書きが多く使用されているので、本を読んでいるというよりもまるでブログを読んでいる感覚になります。
私が『ブログライティングの教科書』を購入した理由
なかじさんといえば、ブログだけではなくYouTubeでも活躍されています。私も、おすすめ動画によく表示されることから観るようになりました。
ひとつひとつの説明が、とてもわかりやすい。しかし、ダメなものはダメ、無理なものは無理と厳しいことを話されることもあります。
甘いことだけではなく、厳しいことも正直に話をされるなかじさんに、誠実さや優しさも感じられ、惹き込まれました。
何本も動画を観ているうちに、この『ブログライティングの教科書』が出版されていることを知ったのです。「著書も読んでみたい!」と思うようになりました。
どんな本かを調べるうちに、内容とリンクしている動画がある部分では、YouTubeへ誘導するQRコードが掲載されていることを知りました。
本を読み進めながら、動画で復習して記憶に定着させていくというスタイルも、他の本にはない面白さを感じたポイントです。
膨大な数の動画の中から、ピンポイントで関連動画に飛べて便利やった!
いちばん影響を受けた考え方は、『読者ファースト』
私が『ブログライティングの教科書』を読んで大きく影響を受けたのが、読者ファーストという考え方です。
読者ファースト=何よりも読者を最優先する考え方
- 読者満足度の高い(感動させる・悩みを解決する)記事を書く。
- 自分の利益のことだけを考えず、相手に何かを与える。
- 理解しやすい、読む人にとって優しい文章を書く。
読者ファーストという考え方だけであれば、他にも書かれている本はたくさんあります。なかじさんが他と違うところは、『とことん』読者ファーストであること。
文章の読みやすさ、構成を考えるのはもちろんのこと。次から次にわいてくる読者の悩みや疑問を先読みして答えていく姿勢にも心を打たれました。
『読者ファースト』とはほど遠かった、私の反省
正直なところ、私は今まで「来てくれた人が知りたい」記事より、「自分が書きたい、書ける」記事を投稿していました。悩みを先読みして解決する内容を書いたことなんて、なかった。文章の書き方も「私流」。
「読みやすさ」も考えていたつもりでいましたが、ちゃんとした知識もなく、それはあくまで「私流」。良かれと思っていたことが、逆に裏目に出ていた部分も……。
読み進めながら、恥ずかしい気持ちでいっぱいに。次からは、ひとつひとつの文章をもっと大切に。『読んだ人が何をどう思うか』を常に考えながら記事を書くと、心に決めたのでした。
QRコードについて感じたことと、読んだ後の自分自身の変化
QRコードについての個人的な感想
『ブログライティングの教科書』を購入する前、念のため、すでに購入した方のレビューも読みました。私が良いと感じたQRコードに関しては、賛否両論ある様子でした。ネガティブな意見では、「本だけで完結してほしかった」という声が多かったです。
私個人の感想としては、QRコードは非常に有難く感じました。主な理由は以下の通り。
- チェックリストは「こういうのが欲しかった!」と大活躍。
- YouTubeへのリンクは、膨大な動画の中から関連動画へピンポイントで飛べて便利。
- 『Blog』『Sample』『YouTube』など、リンク先が明示されていてわかりやすい。
- 本を読み進めながら同時に動画で復習していくことで、記憶に定着し理解が深まる。
『本であること』に強いこだわりがあるというわけでなければ、ぜひ一度試してみてください。
『ブログライティングの教科書』を読んで変化したこと
目に見えて、文章の書き方が変わりました。もし良ければ、この記事よりも前に私が投稿した記事を見ていただけると一目瞭然かも……!
- 読みやすい文字数を知った。
- 良かれと思っていた改行の仕方が、逆に読みにくくさせていたことを知った。
- 箇条書きや画像をもっと使用するべきだと知った。
- 「この文章を読んだ時にどのような疑問や不安が生まれるか?」考えるようになった。
- 文章ひとつひとつに対する、意識の持ちようが変わった。
主には上記のような変化が。『ブログライティングの教科書』には、学んだことをすぐに実践できる簡単な内容も多く書かれています。他にもたくさんの気付きがありました。
気付いたことがあまりにも多すぎて、これまでの投稿とは明らかに文章の書き方が変わりました。できることなら以前の記事を全て書き直したいぐらいです。
初投稿の記事はこちらどういう人におすすめ出来る?読むことで得られるもの
この『ブログライティングの教科書』は、これからブログを始めようと考えている方や、ブログを始めて間もない初心者の方。そして、まだ収益が発生していない方におすすめ!
がっつり収益出てる人、なかじさんのYouTube動画を全て見た人には物足りんかも……。
本だけで全てを完結したい人にも合わんかもやね……。
なかじさんは初心者から中級者を対象に執筆されたそうですが、超初心者の方ほど読むべきです。基礎中の基礎である内容が、掘り下げられて詳しく書かれています。逆に中級者~上級者の方だと、すでにもう当然のように理解されていることなのかなという印象。
できるなら、ブログを開設する前に知っておきたい内容ばかり。これだけはおさえておきたいという、重要なポイントがわかります。具体的に書かれているので、すぐに実践に移すことが可能!
20記事を投稿したところで本書を読み、すでに以前の記事を全て書き直したいという衝動に駆られています。「もっと早く読んでおけばよかった!」と、思うこと間違いなし!
プロも実践するライティングテクニックを知り、自分のブログに落とし込むことで、今よりさらに読者満足度の高い記事が書けるようになる。まずは、来てくれた人の悩みを解決してあげられる、質の高い記事を書くこと。
収益は、読者ファーストで記事を書いた結果、おのずとついてくる。
手元に置いておいて、何度も繰り返して読みたい本です。
コチラもおすすめ!
よかったら、合わせて読んでみてください♪
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
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